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犬の「伏せ」は絶対にしつけるべき!その重要性としつけ方を教えます

絶対に教えるべきしつけ

犬ふせ


ドッグアドバイザー、遠藤ユキオです。

散歩中、ドッグカフェ、公園、買い物中の飼い主を待っている犬・・・

街中で犬に出会うことはよくありますが、あなたはその中で「伏せ」をしてる犬を見かけたことはないでしょうか?

綺麗に伏せをして飼い主に従う犬は、ちゃんとしつけられた理想的な犬の姿と言えます。

今回はそんな「伏せ」を犬にしつける方法を説明していきます。

伏せを犬にしつける重要性

伏せは非常に重要な犬のしつけです。

伏せとは犬が足を曲げて、お腹を地面に着けた状態のことです。

この姿勢は完全に犬が動きを止めている状態なので、犬が突発的に動くことを防ぐことができます。

また、この姿勢は犬にとっても脱力して楽な状態なので、リラックスさせることができます。

犬の動きを止めるという点では「おすわり」と同じですが、おすわりよりも犬が突然動き出しにくく、犬にとっても楽な姿勢である点が違います。

長時間犬を待たせる状況では伏せは必要なしつけと言えるでしょう。

伏せを犬にしつけるのは難しい

犬に伏せをしつけるのは実はかなり難しいです。

犬の動きを抑制するという同じ目的の「おすわり」よりもだいぶ難易度が高いしつけになります。

飼い主と犬の信頼関係がしっかりと出来上がってないと上手くいかないので、まずは最低限必要な基本的なしつけを覚えさせてから、伏せのしつけに移りましょう。

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犬に伏せをしつける具体的な方法

犬に伏せをしつける具体的な方法ですが、まずおすわりを覚える必要があります。

おすわり無しで伏せをさせる方法もありますが、今回はおすわり前提のしつけです。
(おすわりから派生させたほうが簡単なため)

おすわりのしつけ方はこちらで解説していますので、ご覧ください。

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ステップ1、犬におすわりをさせる

まず犬におすわりさせましょう。

ちゃんとおすわりしたら、言葉でほめてあげましょう。
(まだおやつはあげません。)

おすわりをさせて数秒ほど待ったあと、おやつを握りしめて、犬の鼻先に近づけます。

おやつを高い位置に持っていくと、犬が立ち上がってしまう可能性があるので、犬の目線あたりに合わせましょう。

ステップ2、おやつの位置を下げて伏せの姿勢に持っていく

おやつをゆっくり下に移動させて、犬を伏せの姿勢にさせます。

この時おやつは垂直に下ろしましょう。

おやつの下ろし方がブレブレだと犬が立ち上がってしまうことがあります。

おやつを地面に付けるまで下ろした時、犬が自然に伏せの姿勢になったらOKです。

犬におやつをあげながらほめてから、ステップ4に進んでください。

もし、おやつを地面に付けるまで下ろしても犬が伏せの姿勢にならなかった場合は、ステップ3に進んでください。

ステップ3、おやつを犬から遠ざける

おやつを地面につけた状態から、おやつを犬から遠ざけるようにゆっくり動かしましょう。

おすわりの姿勢がしっかりと出来ているなら、犬は座った状態でおやつを追いかけようとします。

下半身は動かず、上半身が動くため、犬の体勢がずるずると下がっていきます。

そのままおやつで引き付けて、犬のお腹が地面に着いたらおやつをあげてほめてあげましょう。

ステップ4、何度も繰り返して練習する

ステップ1~3(ステップ3をする必要がない場合はステップ1~2)を繰り返し練習します。

おやつ有りで慣れてきたら、おやつ無しでも練習しましょう。

おやつを握らず、同じやり方で手の動きだけで伏せさせます。

成功確率がほぼ100%になるくらいがんばって繰り返しましょう。

ステップ5、「伏せ」という言葉と行動を結びつける

伏せの姿勢が確実に出来るようになったらいよいよ言葉を覚えさせます。

今までの流れの最初、犬がおすわりした状態で「伏せ」と言い、同じように手で犬を誘導して伏せさせます。

うまく出来たらほめておやつをあげましょう。

その後、何度も繰り返すのですが、その際にだんだんと手の動きを小さくしていきましょう。

最終的に「伏せ」という言葉だけで犬が伏せるようになったら完璧です。

犬に伏せをしつける際のポイント

犬に伏せをしつける際に気を付けるポイントです。

犬が落ち着ける環境でしつけを行う

しつけは犬が落ち着ける環境で行いましょう。

特に伏せは犬のお腹が地面に着くしつけです。

冷たいフローリングの上などでは上手くいかない可能性があります。

「伏せ」の言葉は英語のほうがいい?

日本語でも英語でもどちらでも構いません。

伏せは英語で「ダウン」になります。

どちらにするにしても、言い方は統一して余計な言葉を付け加えないようにしましょう。

「伏せ」の場合は「伏せをしなさい」「伏せは?」ではなく一貫して「伏せ」のみです。

どうしても犬が伏せの姿勢にならない

何度やっても犬を伏せの姿勢に誘導できない場合は、飼い主が足でトンネルを作ってあげましょう。

人が座って足を前に出して曲げると△の状態になるので、これでステップ3の際に犬の前にトンネルを作ります。

犬がトンネルを通ろうとするのに合わせて飼い主が足を下げて行けば、多少強引ですが犬を伏せの姿勢に持っていけます。

ただこのやり方だと犬が「トンネルをくぐるとほめられる」と勘違いする危険性もあります。

このやり方でほめる時は犬の腹が地面に着いた瞬間を見逃さないように注意しましょう。

しつけは気長に根気よく行う

伏せのしつけは難しいです。

習得に1か月以上かかることも珍しくはありません。

そのため何回かやって失敗しても気にせずじっくりと取り組みましょう。

まとめ

伏せのしつけは難易度が高いため、習得は時間がかかることが多いです。

最初からすんなりとは行かないと思っていれば、精神的にも楽だと思います。

イライラせずに、根気よくがんばってください。

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遠藤ユキオでした。