ワンツー トイレ





ドッグアドバイザー、遠藤ユキオです。




犬のトイレのしつけに悩む飼い主は多いです。




排泄という行為は生きている限り絶対に避けられないですし、毎日行うことです。




ところ構わずあちこちで排泄されてしまったらもう家がめちゃくちゃですよね。




ですので、トイレのしつけは犬と共同生活を行ううえで最も大事なしつけと言っても過言ではありません。




今回はそんなトイレのしつけが楽になる「ワンツー」というトレーニングについて解説していきます。



犬のしつけにおける「ワンツー」とは?





犬のしつけにおける「ワンツー」とは、犬を排泄させたい場所で排泄させるトレーニングテクニックです。




「ワンツー」とは「いち、に」という意味ですが、別にこの言葉自体に犬を従わせる効果があるわけではありません。




排泄と「ワンツー」という言葉を紐づけて覚えさせるので、実は言葉はなんでもいいのです。




言いやすいので一般的には「ワンツー」という言葉を覚えさせることが多いです。




ここで注意点ですが、なんでもいいと言ってもこれと決めたら絶対に同じ言葉でしつけをしてください。




コロコロと言葉を変えたら犬が混乱してしまいます。




家の中ではもちろんですが、散歩中でも排泄の場所は選ぶべきです。




昔はそうでもなかったですが、最近は水の入ったペットボトルを持って犬がおしっこした場所を洗い流してる人も多くなりました。




しかし、それでも自分の家の玄関やお店の前でおしっこやウンチをされていい思いをする人はいないでしょう。




そんな時も「ワンツー」で犬の排泄場所を自由に選べるととても便利なので、ぜひあなたの愛犬にも覚えさせてあげてください。



具体的な「ワンツー」を犬にしつける方法





ワンツー 散歩





具体的な「ワンツー」を犬にしつける方法ですが、このトレーニングは家の中でのトイレと似ています。




まだ家の中でのトイレをしつけられてないという人は、こちらの記事で解説してますので参考にしてください。



犬のトイレのしつけは難しい?押さえるべき6つのポイント






家の中のトイレを覚えていても覚えていなくてもやることは同じです。




犬が用意したトイレで排泄しようとしたら落ち着いた声で「ワンツーワンツー」と言いましょう。




犬が何もしてない時や、トイレが終わったあとに言っても意味がないのでタイミングが重要です。




ソワソワと落ち着かなくなったり、犬にはトイレをする前兆というものがあります。




日頃から犬を観察して、トイレのタイミングを見逃さないようにしましょう。




無事にトイレができたら犬をしっかりと褒めてあげるのを忘れずに。




この際もタイミングが重要です。




犬が「言われた場所でトイレをしたから褒められたんだな」と思えるようにすぐに褒めてあげてください。




褒めるのが遅いとなぜ褒められてるのか分からなくなってしまいます。




トレーニングをしばらく続けたら、今度は犬が何もしていない時に「ワンツーワンツー」と言ってみましょう。




自主的にトイレの場所に行けば成功です。




この際に犬が排泄を行わなくても問題はありません。




このあとは最終的に外でのトレーニングに移るのですが、その前に以上のトレーニングを完璧と言えるレベルまで仕上げておく必要があります。




中途半端なしつけの状態で外でワンツートレーニングをすると犬が混乱してしまう可能性があります。




外でのトレーニングも家の中と同じで、犬をよく観察して排泄をしようとしたら「ワンツーワンツー」と声をかけてあげましょう。




このトレーニングを繰り返すと、そのうち飼い主の任意の場所で「ワンツーワンツー」と声をかけるだけで排泄をしてくれるようになります。




散歩にペットシーツを持っていき、トイレをしてほしい時にシーツを広げて、「ワンツーワンツー」でシーツのうえでトイレをするようになれば完璧です。




これで他人に迷惑をかけることなく、外でトイレができるようになります。



「ワンツー」を犬にしつける際のポイント





犬 しつけ





「ワンツー」を犬にしつける際にいくつか気を付けるポイントがあります。



声をかける時はできるだけ優しく





「ワンツー」の声掛けは出来るだけ優しくやわらかくしましょう。




強い命令口調や大声などで言ってしまうと犬は落ち着かなくなってしまい、しようとしてたトイレをやめてしまうこともあります。



褒める時は撫でるより声で





犬を褒める際は撫でるよりしっかりと声で褒めましょう。




スキンシップに慣れていなかったり、まだ子犬だったりする場合、犬は撫でられると嫌悪感を抱く時があります。




一方で優しい声で褒められることを嫌がる犬はいないので、しっかりと声で褒めてあげましょう。



トイレのしつけはできれば子犬の時に





犬のしつけに遅いということはありませんが、トイレのしつけのような日常生活に密接したしつけはできれば子犬のうちに行っておきたいものです。




トイレのしつけに関しては、子犬は排泄の回数が非常に多いため、しつけるチャンスも多いという利点があります。



まとめ





犬との共同生活を始めると一番最初にぶつかる問題がトイレです。




犬の散歩中のウンチを持ち帰るのは当然ですが、今はおしっこ後の処理も求められる時代です。




ワンツートレーニングを覚えさせると、犬のトイレを自由にコントロールすることができるようになり、とても便利ですのであなたの愛犬にもぜひ覚えさせてあげてください。



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それでは今後ともよろしくお願いいたします。




遠藤ユキオでした。