トイレのしつけ





ドッグアドバイザー、遠藤ユキオです。




トイレのしつけは犬を家に迎え入れてまず最初に覚えさせるしつけのうちの一つです。




しかし現実では大人になってもトイレがうまくできない犬も多かったりします。




大人になってからもしつけることは可能ですが、やはり子犬のうちに覚えさせておくべきです。




今回はそんなトイレのしつけについて分かりやすく解説していきます。



犬のトイレのしつけの重要性とは





家の中で犬を飼う以上、衛生的に考えて、トイレのしつけは絶対に避けては通れないしつけです。




かつては多くの犬は外で飼うのが当たり前でしたが、ここ数十年で犬を家の中に入れて飼う人が急激に増えました。




現代ではむしろ、犬を家に入れない人のほうが圧倒的少数派なくらいです。




庭や散歩中にだけ排泄するようにしつける人もいますが、これは確かに簡単に覚えてはくれますが、
逆に屋内ではまったく排泄しなくなってしまいます。




これでは病気の時や、台風災害などの緊急時に外に出れない場合、トイレができなくなってしまいます。




なので、ちゃんと屋内のトイレを覚えさせることを僕は強くオススメします。



トイレはトイレシートでするものだと教えないと犬にはわからない





犬にとってトイレシートはただの布きれでしかありません。




なのでトイレシートの上でトイレをするのだと飼い主が犬に教えてあげる必要があります。




たまに教えなくてもできる子もいますが、それはブリーダーなどの別の人が教えていた場合です。




ほとんどの場合、飼い主本人が教える必要があります。



子犬は排泄回数が多いのでトイレを教えるチャンスも多い





子犬の排泄回数は非常に多いです。




尿は1時間に1回、便は3時間に1回と言われているほどです。
(わずか数か月で排泄回数は激減するので心配はありません。)




大変かと思うかもしれませんが、回数が多いということは、逆にトイレのしつけをする絶好のチャンスです。




成犬になったあとも子犬と同じトレーニングでしつけられますが、トイレの回数が減っているため、子犬と比べるとどうしても時間がかかってしまいます。



具体的な犬のトイレのしつけ法





犬のトイレのしつけはものすごくシンプルに言うとたった1点しかありません。




トイレシートの上で排泄させる




ただこれだけです。




しかし実際はなかなか大変で、飼い主の根気がいるしつけになります。




そこで犬にトイレを覚えさせる際の具体的な方法と、注意点をまとめました。



トイレは必ずサークル内のシートの上でさせよう





サークルとは犬用のスペースを作るための簡易的な囲いのことです。




これとは別に、しっかりとした箱状のものはケージといいます。




ケージは最初からトイレスペースが設けられてるものもあるのでこちらでも構いません。




サークル内には仕切りを作り、毛布やドッグベッド、エサ用の皿やドリンクボトルなどが置いてある場所とトイレ場所を完全に分けてしまいましょう。




このサークル内にトイレトレーとトイレシートを敷いて、そこでトイレをするようにしつけます。



犬のトイレ周期を覚える





犬が排泄した時の記録を残しておいて、トイレ周期を把握しましょう。




記録にはトイレをした時間や、ウンチだったかおしっこだったか、などを記しておくといいでしょう。




こうすることで犬の動きを先読みして、そろそろトイレの時間だからサークル内に戻す、ということが出来るようになります。




また犬は排泄の前に挙動不審な行動をすることがあります。
(その場でウロウロし始めたり、地面のにおいをしきりに嗅ぎ出したりなど…。)




こういったトイレ前のサインを覚えておくとより効率よくトレーニングが行えます。



使ったトイレシートはすぐ交換しよう





使い終わったトイレシートはすぐに新しいものと交換しましょう。




犬は本来、清潔好きな生き物です。




トイレが汚いままだと排泄してくれません。



トイレを覚えるまでは犬から絶対に目を離さないこと





犬は一瞬でも目を離すとその場で排泄してしまう可能性があります。




なので犬をサークルの外に出している際は、常に注意しておきましょう。




どうしても離れなくてはならない時は、必ず犬をサークル内に戻すのを忘れずに。



失敗しても絶対に叱ってはダメ!





もし犬がトイレの場所を間違えても絶対に叱らないでください。




叱ってしまうと犬は排泄行為そのものがよくないことだと認識してしまいます。




なので間違えても、広い心で許してあげましょう。



うまく出来たら思いっきりほめてあげよう





ちゃんとトイレの場所で排泄する瞬間を目撃したら、思いっきりほめてあげましょう。




なんとなく雰囲気で、ではなく大きな声でほめてあげると子犬にも伝わります。




正しい場所で排泄する→ほめられる→嬉しい




という成功体験を繰り返させましょう。




トイレシーツの交換などは後回しにしてまずほめるのが重要です。




ほめるタイミングがずれると犬はなぜほめられたのか理解してくれません。



まとめ





トイレのしつけに近道はなく、正しいやり方で根気よく続けていくしかありません。




トイレがうまくできないと、家が汚れてしまい、飼い主にかかるストレスは多大なものになります。




大変ですが、飼い主と犬がお互い快適に生活するために必須のしつけですので、がんばってください。



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それでは今後ともよろしくお願いいたします。




遠藤ユキオでした。