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犬のブラッシングにコツはある?嫌いな子も好きになるやり方!

犬の体のケア

犬のブラッシング


ドッグアドバイザー、遠藤ユキオです。

あなたは毎日愛犬のブラッシングをしてるでしょうか?

「うちの子は毛が短いし…。」と、理由を付けてサボったりしてませんか?

ブラッシングには単純に犬の見た目を綺麗にするだけじゃなく、他にも様々なメリットがあります。

しかし、中にはブラッシングを嫌がる犬もいますので、今回はブラッシングのコツを解説していきたいと思います。

犬をブラッシングするメリットとは?

ブラッシングとはブラシを使って毛並みを綺麗に整えることです。

犬をブラッシングする目的は不要な抜け毛やムダ毛を取り除いて、毛並みを美しくすることですが、それ以外にもメリットがいくつもあります。

皮膚に刺激を与えて血行促進

ブラッシングはブラシで犬の全身を優しく刺激するため、血行促進効果があります。

また、ブラッシングでムダ毛を除去することで、空気の通りがよくなり、新陳代謝を促す効果もあります。

皮膚や毛の状態を確認して健康チェック

ブラッシングを行う際は自然と犬の皮膚や毛を細かく見ていくことになるので、日々の健康チェックになります。

犬はノミやダニなどが原因で皮膚炎を起こすことがあります。

ブラッシングでこのような害虫や、ホコリや花粉のようなゴミを除去することができます。

普段の生活では気付かないような小さい異常も一早く気付くことができるので、そういう理由でもブラッシングはこまめに行いましょう。

スキンシップによって犬との信頼関係を深める

犬は大好きな飼い主に触れられるとリラックスする生き物です。

飼い主に優しく触れられながら行うブラッシングは犬の気持ちを穏やかにしてくれます。

ブラッシングを最初は嫌がる犬もいますが、徐々に慣らしていくことで好きになってくれるでしょう。

以上のような効果があるので、なるべく1日1回はブラッシングしてあげましょう。

犬のブラッシングのコツ

犬のブラッシング2


ブラッシングのコツを教える前に、まず一番大切なことを伝えておきます。

それはブラッシングとは飼い主と犬が触れ合う楽しい時間だということです。

義務感や仕事のような感覚で行わず、あなた自身も楽しむことが大事です。

犬が落ち着ける場所で行う

ブラッシングは犬が落ち着ける場所で行ってください。

騒がしい場所や落ち着けないような場所では犬もゆっくりできません。

特に注意してほしいのですが、公園やベランダのような犬の抜けた毛が風で周囲に撒き散らされるような場所では絶対ブラッシングをしてはいけません。

これは推奨されてるとかいうレベルではなく、法律で禁止されている行為です。

家に庭がある人でも屋外でブラッシングするのはなるべく避けるべきです。

室内で行うことになるわけですが、扇風機などの風を起こすものは切っておきましょう。

ブラッシングといえばテーブルの上で行う姿をイメージする人もいるでしょうが、落下の危険性があるためあまりおすすめできません。

安定した床の上で行うほうが安全ですし、犬もリラックスできるでしょう。

できるだけ優しく行う

ブラッシングを行う際はできるだけゆっくり優しく行いましょう。

強くブラシをかけすぎると犬の皮膚を傷つけてしまいます。

また、あまり勢いよくかけると毛玉や毛が絡まってるところに引っかかって犬に痛みを与えてしまいます。

ブラッシングは犬をリラックスさせる楽しい時間です。

犬が苦痛に感じないように気を付けてください。

犬の毛並みに沿って行う

ブラッシングは毛並みに沿って行いましょう。

犬の毛は頭から足やお尻のほうに向かって生えてるので、それに沿う形ですね。

人間の髪の毛をブラシがけする時と同じ感覚でやってください。

皮膚に異常がある部分は避ける

犬が怪我や皮膚炎を起こしてる場所はブラッシングを避けてください。

体質的に皮膚に異常が出やすい犬もいるので、そういう子は日頃から皮膚を傷つけないようにより注意しましょう。

犬が嫌がる場合は徐々に慣らしていく

慣れていないと、ブラッシングを嫌がる犬はわりと多いです。

その場合は無理強いせずに、徐々に慣らしていくといいでしょう。

耳や足は犬にとって敏感な部分なので、最初のうちはできるだけ避けましょう。

少しだけブラッシングして、犬が大人しくしていたら褒めてあげて、少しずつブラッシングの時間は楽しい時間だと犬に教えていきます。

ブラッシングが終わった後におやつをあげながら褒めてあげるのも効果的です。

犬を抑えつけて無理矢理ブラッシングするのは絶対にやめてください。

犬がブラッシングを好きになるように導くのが大事です。

まとめ

ブラッシングは犬の心と体の健康を保つために絶対に必要なケアです。

今の時代、忙しくてなかなか時間が取れないという人もいると思いますが、できることなら1日1回、ゆっくりと丁寧にブラッシングを行うことをおすすめします。

面倒臭がらず、飼い主と犬がお互いに楽しみながら行いましょう。

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それでは今後ともよろしくお願いいたします。

遠藤ユキオでした。