ドッグアドバイザー、遠藤ユキオです。
今回は、犬のしつけ方・育て方・犬を飼い始めたら行うしつけやポイントについてお話ししたいと思います。
犬のしつけ方
犬のしつけは、飼い主さんと犬の信頼関係を築く上で非常に重要な要素です。
犬にはしつけをすることで、社会性を身につけ、家族としての役割やルールを理解させることができます。
以下に犬のしつけ方のポイントをまとめました。
声のトーンを変えて命令をする
犬には、人間と同じように「よしよし」という褒め言葉と、「ダメ」という叱り言葉が必要です。
ただ、その際に大切なのは、言葉に加えて声のトーンを変えることです。
犬は声のトーンで飼い主さんの気持ちを感じ取るので、褒める時は明るく、叱る時は厳しく話しかけるようにしましょう。
ポジティブリインフォースメント(報酬)を活用する
犬は、自分が望ましい行動をした時に褒められることで、その行動を繰り返すようになります。
そのため、犬が良い行動をした時は、たとえ小さなことでも褒めるようにしましょう。
また、おやつや遊びなど、犬が好むものを報酬として与えることも有効です。
しつけは短時間で、何度も繰り返す
犬には、1回のしつけではなかなか理解できないこともあります。
そのため、しつけは短時間で行い、何度も繰り返すことが大切です。
毎日10分程度のトレーニングを継続することで、犬が理解しやすくなります。
犬の育て方
犬のしつけに加え、犬の健康や日々の世話にも気を配る必要があります。
以下に、犬の育て方のポイントをまとめました。
定期的な獣医による健康チェック
犬の健康状態を確認するために、定期的に獣医さんに診てもらいましょう。
獣医さんには、ワクチン接種や健康診断、避妊手術の相談など、犬の健康に関するアドバイスを受けることができます。
適切な食事を与える
犬の健康には、適切な食事が不可欠です。
犬の種類や年齢、体型に合わせたフードを与え、過剰な食事や食べ残しを防ぐようにしましょう。
また、食事の際には犬が安心して食べられる環境を整えることも大切です。
日常的な世話を行う
犬には、毎日の散歩やトイレの世話、ブラッシングや爪切りなどのケアが必要です。
犬が健康的に過ごせるよう、日々の世話を欠かさず行いましょう。
犬を飼い始めたら行うしつけやポイント
犬を飼い始めたら、まずは以下のポイントを押さえて、犬の信頼関係を築くことが大切です。
環境の認識
犬には、新しい環境に適応するための時間が必要です。
犬を飼い始めたら、まずは犬が安心できる場所を用意し、犬が環境を認識できるようにしましょう。
犬とのコミュニケーション
犬とのコミュニケーションは、しつけや育て方に欠かせません。
犬のしぐさや表情を観察し、犬が欲求を伝えている場合は適切に対応するようにしましょう。
愛情を与える
犬は、飼い主さんからの愛情を感じることで、信頼関係を築くことができます。
毎日の散歩や遊び、おやつなど、犬に対して愛情を与えることが大切です。
まとめ
犬のしつけ方・育て方・犬を飼い始めたら行うしつけやポイントについてのまとめです。
一貫性を持ってしつけを行う
犬のしつけは、一貫性を持って行うことが大切です。
犬が覚えるまで、同じ言葉やポーズ、ルールを繰り返し行うことで、犬が徐々にしつけを覚えるようになります。
褒めることが大切
犬は、褒められることで喜びを感じ、犬が欲求する行動を継続しやすくなります。
犬が望ましい行動をした場合は、適切なタイミングで褒めてあげましょう。
厳しく叱らない
犬のしつけにおいては、厳しく叱ることはあまり効果的ではありません。
叱られた犬は、不安を感じることがあり、信頼関係が損なわれることがあります。
犬が欲求する行動を行った場合には、犬が行いたい行動を防ぐような方法で対処するようにしましょう。
社会化を意識する
犬を社会化することは、犬のしつけにとっても重要なポイントです。
犬を人や他の犬と接触させることで、社会性や社交性を育むことができます。
散歩やドッグランなどの場で、犬を他の人や犬と接触させるようにしましょう。
以上が、犬のしつけ方・育て方・犬を飼い始めたら行うしつけやポイントの紹介です。
犬を飼う前に、しっかりと犬の種類や性格、飼育環境を考慮し、犬との生活を楽しく過ごすようにしましょう。